ぱっと思い出せる限りでは /off the top of my head

 

"off the top of my head" で「頭に入っている限り」では、というニュアンスになります。

これは自分の言葉としてぜひ取り入れたい慣用句。

仕事でも頭に入っている情報だけで会話を進めないといけない場面は多々あるとおもいますので、ビジネスの会話の中で非常に使えます。

 

”on top of my head"と言っている同僚もいましたが、同じ意味になります。

 

■例文

Just off the top of my head, I would say there were around 20 people in the party.

(ぱっと思い出せる限りでは、20人くらいがパーティにいたと思うよ。)

 

I can't tell you how many action items we have off the top of my head.

(AIがどのくらいあったかちょっと覚えてない。)

 

 

from the scratch

from the scratch

 

「フロム・ザ・スクラッチ

 

クラッチ=「削る」と言うことで、何かあるものをガリガリ削って修正を加えるイメージが湧くかもしれません。というか私がそうでした。

 

実際のところは、何もない所から作ると言う意味でした。

 

スポーツで陸上だったり、競馬だったり、地面に描かれた(scratched)線からスタートする場面が起源となっているようです。

 

例えばデータをゼロから集めて資料を作る場合を指したりと使えます。


◼️例文

Building from scratch

 He built a company from the scratch.

(彼はゼロから起業した)

 

Start from the scratch 

 Our boss didn't like our proposal so we have to start from the scratch.

 (上司が私たちの提案を気に入らなかったので、初めからやり直ししなきゃいけない)

 

 

こんな風によく言います。

 

 

 

何とも言えないborderline case

資料を読んでいて、borderline case という言葉に出くわしました。

何となく意味は察します。

 

ボーダーラインぎりぎりの場合、といったイメージで分類が難しい場合などを指します。

 

状況や物事などが、二つの分類のどちらかに当てはまると言い切れないということですね。

 

意外とこういうの覚えておくと、会話の中で使えたりしそうですね。

 

■例文

I was a borderline case for prize, so comittee discussed to how to handle this.

(私は受賞されるかどうか判断が難しい立場だったので、どのように扱うべきかコミッティーで協議した)

 

Only in borderline cases, will participants be allowed to try again.

(微妙な場合においてのみ、参加者は再挑戦が許される。)

Qualify for ~

Qualify for ~。時々ニュースや会話に出てきて、何となく意味は分かっていても、ちゃんと意味を調べてたことはありませんでした。

後述のqualify for tax creditsという表現をニュースの中で見て、この言葉をきちんと理解しておいたら今後のビジネス英会話で思考停止しなくてすむかも?と思いこのエントリでまとめてみます。

分かってるつもりだけど、明確に意味が頭で思い浮かべられない言い回しって、会話で登場したら結構引っかかってしまってヒアリングに手こずるんですよね~。

 

【qualify forの意味】

  1. (人が)~に適任である
  2. ~を得る資格がある。(= eligible)
  3. 部分的な、不完全な

【例文】

1. What are you qualified for ?   「(経験や資格などから見て、)あなたの適性は何?」

   

2. “it expects many of its electric vehicles to qualify for U.S. tax credits next year.”

 「来年、多くのEVが米国の税金控除(tax credit)の資格を得ると考えている。」

引用元:GM believes many of its EVs will qualify for tax credits in 2024 | Reuters

ちなみに、pre-qualified だと、一時条件を満たしている状態を指します。pre-approvalとほぼ同じだが、pre-approvalの方が承認など最終的なステータスに移行する確率が高いみたいです。

Pre-Qualification vs. Pre-Approval | Capital One

 

3. I recived qualfied offer on her house. 

「住宅のオファーを受けた。」

この場合、完全にオファーの内容を受ける上で、Qualifyは他にも条件があることを意味する。例えば、銀行とローン契約を締結するなど。

 

Qualified - Definition, Meaning & Synonyms | Vocabulary.com

cosmetic 仕事の会話でコスメ!?

会議で「cosmetic」と言う言葉をよく耳にします。


50代のおじさまがコスメ?とびっくりしてる間にいつも会話が流れていくので、意味を調べる間もなくいつも聞き流してました。

 

そもそもcosmeticという言葉は、美容のいわゆるコスメに関連した意味だけでなく「表面上の」とか「軽微な」という意味も持つ形容詞のようです。

 

Cosmetic changeと言うと、実態は変わってないけど、見かけだけ変化してる状態を言うようです。

 

Cosmetic issue は見かけ上の問題とか軽微な問題。本質的ではない事柄というイメージですね。

 

これで今後この言葉耳にしても呆気に取られずにすみます。

 

not for lack of ~ / 〜が原因ではなく

チーム内で色々とうまくいかないことについて要因を尋ねた時、状況説明を受けた後に時々同僚からthis is not for lack of effort という言葉を言われる事があります。

努力不足だったんじゃなくて仕方がなかったんだという言い訳(⁉︎)ですね。

日本で仕事の会話で「努力不足じゃ無いから〜」なんて言葉聞きませんけど、非を認めない海外文化と言いますか。

言われてもなんと返せば良いか戸惑います。

こちらは大抵、単純に状況を聞いて改善点を探るだけの目的なので、「そうだね(君のせいじゃないね)」って言うのも変だし、「違うよ、努力足りてなかったよ」とも言えないし。

そう考えると、仕事においては不思議な言葉かも。

 

 

Blanket PO (purchase order)とは?

今まで仕事してきてBlanket PO(purchase order)という言葉をよく耳にします。

 

一度限り、もしくは短期間限定の発注ではなく、安定した一定の需要があり事前に定められた長期の期間、もしくは一定期間に継続的に発注が来る場合のオーダーを指すようです。

 

一瞬blanket POと言われると専用用語に聞こえてビビりますが、なんて事はない単純な継続的に発生する需要のオーダーを指しているのです。 

 

blanketという言葉は掛け布団のブランケットも指しますが、何かを包んだり上からカバーしてひとまとめにするというニュアンスもあるようです。

そうなると、なんとなく単独ではなく複数のオーダーを指すイメージが湧きますね。