AIサーバーの半導体について (Lam Research社コメント)

今日が月曜日というのが信じられないくらい、仕事が雑務で埋まって何も進められていない今日この頃。焦りすら感じなくて開き直っております。

 

Lam Research sales forecast beats estimates on AI boom | Reuters

 

さてこのロイターの記事の中では、半導体ウェハ設備装置メーカのLam Research社のChief Executive であるTim Archer のインタビューが紹介されております。ポイントは以下の通り。

 

  • 従来のサーバーと比較して、AIサーバーは非常に高度な最先端のロジック、メモリやストレージを搭載しており、設備投資が莫大。(AIサーバーとデータセンターが1%普及するだけで1-1.5億ドルの設備投資需要が生まれる。)
  • 以降数年でとても緊要になるので、初期段階では工場や社内の投資を多く必要とする
  • 半導体メーカにとって、AIブームがコロナ後のPCやスマホの需要低迷による打撃を解消する
  • アメリカの輸出規制に伴い中国は逆に古いロジックやメモリチップの購入にシフトしている

 

そんなにAI導入が高くつくのなら、”AIは伸びるというだけで設備投資も難しいからある程度具体的な使用方法が固まっていないと、いろんな企業は投資に踏み切れないでしょうね。AI活用で企業や部署の業績とかパフォーマンスが変わる時代になるのかしら。

 

そして、また半導体不足になったりしないでしょうね。

 

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